大光山 了光院

今年も残すところ後1か月足らずとなりました。師走となり当院の境内でもようやく紅葉が色づき始めました。

紅葉の見頃は、秋 (9～11月)の気温が低いと早まり、高いと遅れますが、今秋は長引く残暑の影響によって、紅葉シーズンの到来が例年より遅くなっているようです。

皆さん、葉の色が黄や赤などの色に変わっていく紅葉がなぜ起こるのかご存知でしょうか。今回は、紅葉が起こる仕組みについて簡単にご紹介したいと思います。

春夏の気温の高い時期、葉は多くの日光を浴び、光合成によって栄養分を作り出します。しかし、秋を迎え気温が下がりはじめると、光合成から受ける栄養分が小さくなり、木が葉を維持することが難しくなってきます。
そのため、木は葉を落とすための準備を始めるのですが、葉がその役割を終える過程で、「緑→黄→赤」と色の変化が起こり、最後に落葉となります。

今月中旬頃までが見頃となりますので、当院にお越しの際はぜひ紅葉をご覧いただければと思います。

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