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2025.11.01
今月の聖語(令和7年11月)

『爾前二乗菩薩不作仏事』/正元元年(1259)38才
=人、みなそれぞれに美しき花あり=
涅槃経からの一節ですが、同経は法華経の落穂拾いのお経といわれているので、法華経の教えの一環として考えられます。この教えは、すべての生きとし生けるものは悉く仏性、すなわちそれぞれにかけがえのないいのち(個性、持ち味)を持っているということです。
皆、それぞれにかけがえのないいのちを天=仏神から授かってこの世に何らかの使命・役割(個性・持ち味・特質・長所)を持って生まれてきたという存在です。そして私たち個々は比較できない、代理のきかない存在でもあります。
「人、みなそれぞれに美しき花あり」。これが、法華経の示す大事な教えです。「もともと特別なオンリー1」と歌にありましたが、まさに私たちには順番などがないため、比べることは意味がないのです。
日蓮聖人ご遺文『爾前二乗菩薩不作仏事』
二乗(声聞・縁覚)が仏になれないのならば、法華経以前のお経では菩薩も仏になれないとおっしゃられ、真の十界成仏の教えは、法華経であるとしています。
#墓地・永代供養・仏事FAQ